ひとりで出来るかな?ゲームソロ日記

FFやDDONってソロでどこまで遊べるか挑戦中!

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第1弾「とある出逢い」

ジュノ下層に夕焼けが差し込む頃、ユファは買い物用の袋を抱えながら、家路に着いていた。


img_20150104_121415.jpg


ユファはウィンダスの出身だが、今は生家を飛び出して、冒険者として生活をしている。
今から帰る家は、ひょんな事から知り合った、コウと言う冒険者の家だ。
ユファはそこに居候をしている。
自分自身では客人だと主張しているが、コウは笑って何も言わない。
ユファは帰る道すがら、最近の出来事を思い浮かべていた。

冒険者としての実力をつける為、コウについて各地で冒険の手伝いをしているのだが、
リ・テロアという地方へ行った時の出来事である。
ジ・タの森の中にかつて巨木がそびえ立っていたと言う。
その樹が朽ちた後の洞窟を冒険者達は、ボヤーダ樹と呼んでいる。
そこで冒険をした時のことだ。

ユファは、荒い息を吐きながら、懸命に走っていた。
クリスタルを使ったワープでボヤーダ樹に着いて以降、コウやフェイス達と、
モンスターと戦っていたが、いつしかはぐれた様だ。
周りにはクラブ族、ラビット族、グゥーブゥー族のモンスターがうようよしている。
ユファの今の実力では、とても歯が立ちそうにない。

(あたしったら・・・はぐれるなんて、ドジだなー。でもコウも「守ってやる」とか言ってて、守れてないよ!)

ユファは心の中でコウに悪態をつきながら、滝のすぐ側の岩の影に身を潜めた。
水煙が立ち昇るせいで視界が遮られ、モンスターもユファには気付かない様だ。

(モンスター達が離れるスキを付いて、コウを捜しに・・・)

ユファがそう思ったのも束の間、左手の方からこちらに近付いてくる影がある。

(モンスター?)

ユファは、剣を構えた。だが水煙の中から現れたのは・・・。
「タルタル!?」ユファもコウもタルタル族である。
だが現れたのは、緑の髪をツインテールにした女性のタルタルだった。コウではない。
2人共、予想しない相手を見つけた驚きで立ち竦む。
だか、ユファが先に我に返った。

「立ってるとモンスターに見つかるから、岩陰に隠れましょう。」と言うと、緑の髪のタルタルも「そうですね。ありがとう」と言って岩陰に身を潜めた。

ユファは、緑の髪のタルタルをじっと見た。
ユファの様に剣や鎧で身を固めている訳ではなく、全くの平服である。
魔法の使い手だろうか。

「あたしはユファと言います。冒険に来て連れとはぐれたの。貴女は?」

ユファが尋ねると、緑の髪のタルタルは、
「私はチーと申します。ユファさんと同じで、連れとはぐれましたの。困ったわ。」
と答えた。2人は顔を見合わせ、苦笑しあった。

それから2人は少しづつ、お互いの事を話し合った。
ユファは、冒険者の駆け出しとして修行している事、連れのコウは腕は立つが、何処か抜けた処がある事、チーは冒険者である姉の倉庫番の仕事をしている事、今日は親しい人に頼み込んで、ここまで連れてきて貰った事。
お互いの自己紹介が大体終わったところで、ユファが、「ずっとここにはいられないわ。モンスターに見つかるかもしれないし・・・。チーさんはどうする?」と尋ねた。
チーは、「私はもう少し隠れていようと思います。兄様が助けに来てくれるかもしれないし・・・」と答えた。
それを聞いたユファは、「じゃあ、あたしちょっとその辺りを見てきます。」と言って、岩陰から出ようとした瞬間、青い甲殻類の生き物が、目の前にいる事に気付いた。
「!!チーさん、下がって!」ユファは、抜刀してクラブ族の前に立ち塞がった。
背後から「援護しますわ!」と言う声と共に、ユファの身体が青い魔法の障壁に包まれた。

プロテスだ。

ユファは援護を感謝すると共に、自分の迂闊さを恥じた。
周りにモンスターがいると分かっていながら、のんびりと話し込んでいたのだ。
まだまだ冒険者としては、経験が足りない。
そう思いながら、クラブ族との間合いを測る。
地力では負けているのである。
全力の一撃を見舞うしかない。
ユファは気力を高めた。
「いくよっ!ファストブレードっ!」ユファの渾身の一撃は、しかし、クラブ族の脚を一本斬り飛ばしただけであった。
脚を失い、キーキー声を上げて、もがくクラブ族を見て、ユファの後ろからチーが、「今の内に、逃げましょう!」と叫んだ。

2人は岩陰から走り出た、そこには続々とクラブ族のモンスターが集まりつつあった。先程の戦いの音を聞きつけたらしい。
「どうしよう・・・」とユファ。「こ、困りましたわね。」とチー。

突然、クラブ族の一匹が吹き飛ばされた。
雄叫びと共に、2人の前に現れたのは・・・。
「ザヤクさん!」チーが叫んだ。はぐれたチーの連れらしい。
紫の鎧を着けたガルガが、大剣を手に、クラブ族の中を縦横無尽に暴れ回る。
クラブ族達は勢いに押されて、後ずさった。
「チー殿、無事でござるか?」ザヤクと呼ばれたガルガはユファ達に話しかけた。
「はいっ!」とチーは叫んだ。ユファも「ありがとう!」と叫び、ザヤクの横に並んで剣を構えた。
ザヤクは、「ほう。小さな剣士がいるでござるな。
3人でここを突破出来るか、やってみるでござる。」と言ってにやりと笑った。

それから主にザヤクがクラブ族達に大きなダメージを負わせ、ユファが止めを刺し、チーが3人の傷を魔法で癒した。
だが、モンスター達の数は一向に減らない。
「これは・・・厳しいでござるな。」
「私、魔力が尽きて・・・」
「数が多すぎるよ・・・」
それぞれが、最悪の結果を予想し始めた時、クラブ族達が倒れこみ始めた。
10数匹いたクラブ族達は、いずれも前脚を折り、地に伏している。
「これは・・・魔法ですわ!」とチーが叫んだ。
「スリプガでござるな。誰が?」とザヤク。
霧が出始めたボヤーダ樹の中で、切れ切れに声が聞こえる。
「・・・ユ・・ファ・・無事・・か〜・・」
ユファの顔に生気が戻る。「あの馬鹿、遅い!」
「そなたの連れでござるか。どうする、今の内に行かれるか。」と言い、ザヤクは大剣を背の鞘に収めた。
「はい。そうします。」と答えてユファは、チーの方に顔を向けて言った。
「チーさん、どうもありがとう。今度またゆっくり話しましょう。」
チーはにっこり笑って、「今日はお互い散々でしたわね。今度ぜひ。」と言った。
「チー殿、では我々はウェイポイントから・・」
「はい。じゃあユファさん、また。」
2人と別れたユファは、眠っているクラブ族達を飛び越え、霧の中を声の元へ走って行った。


「・・・という事だったのよ」とユファは、ジュノ下層のコウの家のテーブルで食後のウィンダスティーを飲みながら、目の前のコウに言った。
「そうだったのか〜。そりゃ大変だったなあ。」コウもお茶の湯気を顎に当てながら言った。
コウの家のリビングは雑然としていたが、どこか居心地の良い雰囲気を醸し出していた。
「大変だったなあ・・・じゃないわよ!死ぬかと思ったんだから。」とユファは顔をしかめた。
「でもなあ。ユファ。ボヤーダ樹で乱獲する時に、最初右回りって言わなかったか?なんか君はいきなり左に突進して行った様な気がするんだが。」
「・・・そうだったっけ。。」
「まあ〜。無事だったし、知り合いも出来たから、結果オーライ?」コウは苦笑しながら言った。
「・・・うん。チーさんとはまた会いたいなー。」
ユファはお茶を一口飲んで言った。「今後の予定は?」
「君とは、ケイザックで修行かなあ。君のレベルが上がる前に、僕の刀の腕前が限界まで上がりそうだけど。」
コウは続けた。
「僕はこれからアトルガン皇国を中心に活動するよ。皇国の秘宝も手に入れてみたいしね。君にも手伝って貰うかも。」
「うん。わかったよ。」とユファは言った。


img_20150105_084248a.jpg


既に夜半を回っていた。ジュノの街は、しかし冒険者達の活動で寝静まることはない。
空に浮かぶ丸い月が、彼らを静かに見守っていた。


☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;


みなさん、こんにちは。
いつも遊びに来てくれてありがとうございます(^^♪

この記事は私ではなく、遊びに来てくれている「コウさん」という方が、
コメントに載せた小説なのです。

その内容があまりにスゴイのでコメントで流れてしまうのは勿体なくて、
ひとつの記事としてアップさせて頂きました。
その際に少しだけ改行と挿絵を追加させてもらったのですが、
もし内容にそぐわないようであればいつでも言って下さいね。

第2弾、第4弾はクルちゃんの「夢の続き」さんに、
ちゃんとカテゴリとしてありますので是非そちらも読んでみて下さいね♪


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| コウさんの小説 | 19:00 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

移動させました。

コウさんの小説にコメントを頂いてるものだけを、
こちらのページへ新たにコメントし直しました。

| らぶりぃ | 2015/04/28 13:24 | URL |

Re: 移動させました。

> ジュノ下層に夕焼けが差し込む頃…

コウさん、こんにちはなのです(*⌒ω⌒)ノ

そして大作アップお疲れ様です!

まず最初の一言「ニヤニヤが止まらない(笑)」です!

最初は電車内で読ませてもらっていましたけれどきっと周囲のヒトに、
「ヘンな女がいる…Xmasだしな」みたいに思われたかもしれないっ(/ω\*)

最初はユファちゃんとコウさんの日常を描いてるのかなって読み進めたら、
ある日のボヤ樹であったお話...φ(・ω・ )
一緒にボヤ樹で冒険しててはぐれちゃったのね。
でもあの場所のテキはかなり強いし今のユファちゃんでは太刀打ち出来ない…
コウさん、早く助けに来てあげて!!
そうじゃなきゃボヤ樹で館内放送かけちゃうわよっo(`ω´*)o

隠れてるユファちゃんのそばに緑髪のタルタルって書いてあったから、
「ふふ、私のチーちゃんと同じかな♪」って思ったら、
まさかのご本人登場ですかっΣ( ̄△ ̄ノ)ノ

えっ、確かに最近はミッションで忙しくてザヤグも呼んでないし、
チーちゃんの近況も知らなかったけどボヤ樹で冒険してたのね。
でもチーちゃんのレベルではまだ力不足だと思うけど…って連れとはぐれた?

岩陰に隠れながら2人のタルタルが「やれやれ、お互い困った相棒をお持ちですねぇ」と、
そんな溜息のような苦笑のような、でもちょっぴり優しい気持ちが聞こえてきそうです♪

この後、どうなっちゃうの!?って読んでる私もワクワク☆彡

そしてクラブに見つかる2人、どうやって切り抜けてるの!?
うん?1匹が吹き飛ばされてダレかが現れた?
あ、コウさんが迎えに来てくれたのねヾ(⌒ω⌒)ノ
そう思いつつ読んでると、大柄で紫の鎧でガルカ…1人だけ知ってます( ・ω・)b

やっぱりうちのザヤグでしたかっ!?

なに、このカッコイイ登場シーンわっΣ( ̄△ ̄ノ)ノ
私の時はそんなカッコイイとこ見せてくれたことないのにぃ~!
3人で切り抜けつつも減らないテキに焦りが見える…
これはヤバイ、本当にどうするんだろって思った時にようやく、
ユファちゃんの相棒が登場ですね!

このシーン、ユファちゃんが本当は嬉しいけど周りにチーちゃんやザヤグがいるせいで、
照れ臭いのを隠してるのかなって思うと可愛すぎて(/ω\*)
でも本当に出会えて良かったし、コウさんも間に合ってよかったです!
そしてユファちゃんもちょっぴり慌てん坊さんだったのね(  ̄▽ ̄)b

そんな出会いがあったことを話しながら飲むお茶は優しい味がしたでしょう♪

・‥…━━☆・‥…━━☆

最初から最後までワクワクしながら読ませて頂きました!
まさかチーちゃんやザヤグが出て来るなんて思わなかったから、
ビックリと同時に普段はこんな風に冒険してるんだぁって、
客観的に見れてすごく新鮮でした(☆ω☆)

心情描写がとにかくすごいです!
よく知ってるボヤ樹だからすんなり頭に入って来るし、
登場人物も良く知る人物だからそのぶん感情移入しちゃいます♪

ホントに妄想物語を書ける、コウさんといい、クルちゃんといい、
なんでこんなに上手にかけちゃうんでしょう(*⌒▽⌒)b
文字だけで情景を思い浮かべることが出来るって、
本当にうらやましい限りですよん♪

う~、コレをコメントだけで埋もれさせるのは勿体ないなぅ。
ひとつの記事として掲載したいです(  ̄▽ ̄)b

ともあれ、大作の物語、本当に楽しく読ませて頂きましたo(≧ω≦)o
また素敵な物語が語られるのを楽しみにしています♪

| らぶりぃ | 2015/04/28 13:25 | URL |

物語

らぶたん、こにゃちは(・▽・)

コウさんの物語を読ませていただいたので、コメントさせてくださーい★彡


…∞…*…∞…*…∞…

コウさん、メリークリスマス(・▽・)ノ

お昼ゴハンを食べながら、ニヤニヤしつつ読ませていただきました(*´▽`*)
もう、もう、情景が目に浮かんで、伊達に妄想屋やってないぞ!的に脳内映像化されていましたよ~う(≧▽≦)

ボヤ樹に冒険に行って、コウさんとはぐれちゃったユファちゃんは、心細かっただろうなぁ(´・ω・`)
身を隠すために、滝の岩影に潜んでいたら、そこに現れたのは、緑のツインテールのタルタル女の子!?
その子は、なんとチーちゃん!(・o・)
チーちゃんも、連れの人とはぐれちゃってたの!?

奇しくも、かわいいタルっ子が二人(*´▽`*)
でも、いつまでも隠れているわけにいかないし…。
ちょっとユファちゃんが顔を出した途端、カニに見つかっちゃった!?
どうなるのかとドキドキしてたら、助けに現れたのはなんとザヤグさんじゃありませんか!(≧▽≦)
うひょひょ♪
そっか、チーちゃんはザヤグさんと来ていたのですね★
でも敵の多さに、状況は次第に予断を許さないものに…。
と、敵の様子が変わった?
コウさん、スリプガ放ちながら登場ですね!(≧▽≦)
この時のユファちゃん、きっとものすごくホッとしたんだろうなぁ~(*´▽`*)
いいなぁ~いいなぁ~(≧w≦)

その時の出来事を、カップをはさんで話して聞かせるユファちゃんと、ちょっと他人事みたいに笑って聞いてるコウさんの様子がいいですね★

喜怒哀楽、感情豊かなユファちゃんと、どこか余裕綽々としているコウさん。
二人の雰囲気がとってもよくて、何の心配もないステキなカップルですよね~(*´w`*)

いやはや、らぶたんが言うように、一つの作品として残しておきたいですよ~!

これからも続く二人の冒険、また綴られるのを楽しみにしていますね(´▽`)


…*…∞…*…∞…*…

らぶたん、ありがとです(・▽・)

ニヤニヤしちゃいましたよね~(*´艸`*)
ユファちゃんは、コウさんのお家に同居しているのですね♪
ザヤグさんは・・・だし、バルはジュノのパパラッチの家に間借りしてるし、同じ条件のフェローなのに、それぞれ違ってて楽しいなぁ~♪

| クルク | 2015/04/28 13:27 | URL |

Re: 物語

> らぶたん、こにゃちは(・▽・)
>

クルちゃん、こんばんはなのだヾ(⌒ω⌒)ノ

ホントにコウさん&ユファちゃん、クルちゃん&バルちゃん、
みんなすごく素敵な相棒をお持ちですね~♪
物語を読んでるととっても信頼してるんだろうな~って、
そんな気持ちが手に取るようにわかっちゃいますo(≧ω≦)o

ヴァナではフェローを連れて歩いてるヒトは多いけど、
それぞれに自分だけのストーリーがあるのでしょうね♪
そんな物語を色々聞いてみたくなっちゃいました(*⌒▽⌒)b

コウさんといい、クルちゃんといい、
ニヤニヤさせるのが上手過ぎて電車で読むのがツライっ(笑)

またいっぱい物語を読ませて下さいね♪

それにしてもザヤグとチーちゃんってば(/ω\*)

| らぶりぃ | 2015/04/28 13:29 | URL |















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